いつのまに

そこはかとない気持ち

りんごのひめごと

君かへす
朝の舗石
さくさくと
雪よ林檎の
香のごとくふれ


世が世なだけに
囚われの身になる
覚悟が必要


白い秋さんは
度胸があった?
罪と知れても
想い止まない



いまもむかしも
それ は変わらない
それ は無くならない
それ はなぜ?


いまもむかしも
それのこたえは
わからないまま



~*~*~*~*~*~*~*~


リンゴといえば


近ごろ
あまり見かけなくなった
気がしています
その名は
『紅玉』


私の母は
この紅玉リンゴでよく
『焼きリンゴ』を
作ってくれました


彼女いわく
<紅玉でないとダメ>
なんだそう。。。


芯をくりぬいたトコロに
バターとお砂糖を入れる
それだけでいいのに
かならずニッキを振るので
(当時はシナモンを
ニッキと言っていました)
それだけがちょっと
イヤだった・・・


でもイヤだって
言えなかった


皮のカリカリした部分
果肉より好きだった♬


オーブンで焼く
このスイーツは
こどもの頃の
特別な冬のおやつ


いまなら きっと
バニラアイスを
添えるでしょ♡


~*~*~*~*~*~*~



雨はふるふる
◯◯島の
磯に利休鼠の
雨がふる


雨は眞珠か
夜明の霧か
それともわたしの
忍び泣き


この詩を刻んだ石碑は
半島と島をむすぶ
島がわの橋の下にある


真っ青な晴天のもと


わたしは黄色の
お気に入りの長ぐつと
半ズボンに
チューリップハット
いでたちは
可愛いのに


石碑の前で
腕組みの
ぶっちょうづら


でもシッカリ
カメラ目線


そんな写真は
3さい頃のこと


石碑のてっぺんにあがりたくて
肩車をしつこくせがみ
叱られたあとだった


と母は笑う


その当時
父の生家が近くにあって
磯遊びをしたそうな


父方の祖父なら
もしかしたら・・・
白い秋さんに
会ってたかもしれない


会ったことある?って
訊いてみたかったな