いつのまに

そこはかとない気持ち

灰かぶり姫

ベッドの隅に
腰かけて


~ため息~
じゃなくて


背筋をシャンと
~深呼吸~


いつもそう
逃げ帰りたいような
自分への嫌悪感


それでいて
離れ難いような
彼への執着心


気持ちの切り替えが
上手くいかない



気付けば
足元に
ヒールが
きちんと
置かれて


チラっと
靴をみて


振り返って
彼をみて


また
靴をみる


もうすぐ
鐘が鳴る?


無言でスッ と
履かせてくれちゃう


片方隠して
おけばよかった